今月下旬は日本全国、大雪となり大変な様子でした。
今年は暖冬なので雪は少ないのでは? と思いきや、しっかり雪は降ってきて
びっくり∑(◎◇◎;)
仙台市でもここ2週間、雪を見ない日がないぐらいに雪が降り、積もり続けています。
仙台別院は宿泊中のボランティアさんのお手伝いもあり、雪かきも助かっています。
皆様、お出かけの際は(特に車の運転をされる方は)事故やけがのないように十分にお気をつけください。
こちらは岩沼市は里の杜西仮設住宅です。(上左は昨年3月のお茶会・右は今年1月の様子)
里の杜西仮設住宅にはスマイルサロンでのご協力のもと、お茶会の支援に入ってきましたが、昨年8月のお茶会では参加者0名となり、9月の話し合いをもってお茶会終了が決まりました。
これまで多くの支援にご協力いただきました皆様、ありがとうございました。
こちらは玉浦西地区です。昨年5月頃、里の杜の仮設住宅に入っていた方を中心に、沿岸部10以上の地区で被災された方々が集団移転をされました。
住宅地の隣にはショッピングセンターが建ち、お買い物も楽ちん♪
まわりに何もないところなので、多くの方が利用されています。
集団移転をされてから半年以上が経っておりますが、自治会設立や環境整備、集会所の利用など多くの課題があるそうです。
また、仮設住宅でのお茶会は終わりましたが、みなし仮設の方が集まるサロンは続いているようです。「うつくしまサロン」という福島から避難されている方が集まっておられるサロンのようです。毎月第3金曜日の午後から開催しております。ボランティアの皆様のご参加をお待ちしております。
1月の支倉サロンは、『結びの文化』に親しむ会。
仏教伝来とともに、日本には仏前を荘厳する美しい結びが伝わりました。やがて日常生活を美しく彩るようになった『結び』は、時の流れとともに様々な文化のなかに息づき、今なお伝統的儀式や文化のなかにその美しさを継承しています。
ご講師の浄土真宗本願寺派僧侶佐々木由美子さんからは、
その一例として、僧侶の衣体(えたい)より礼装に用いる七条袈裟の装飾『修多羅(しゅたら)』をご紹介。
修多羅は、お経(経典)を表しています。
この修多羅結び、きっと
結びの世界のなかの「最高峰」だといえるでしょう。
製作の時間に取り組んだのは、『吉祥結び』。
新年に相応しい響きです。ピンブローチに仕上げました。
見た目簡単そうに見えるかもしれませんが、初めてだと結構難しく、先生と三人の助手の方々にはとても優しく丁寧に完成に導いていただきました。本当に有難うございました。
前日の大雪の影響が懸念されるなかでの本日の開催でしたが、外の厳しさにもかかわらずこんなにもお集まりいただき、また一つ、みんなでお揃いの作品が出来ました。
みなさま、今日も支倉サロンへお越しいただきまして本当に有難うございました。
先月16日の開催から、年が明けて約1か月ぶりのすこやかサロン。
「やっとこの日が来たって感じで長かった」
「お会いできてよかった」
と会場に到着早々、とてもうれしい声が聞かれました。
「来月仙台市外の復興住宅へ引っ越しするけど、これからもサロンに通ってきてもいいかしら」
もちろん大歓迎です。
このサロンでつながり合っていただけることが、またこれからのいいきっかけになりますように☆
2016年、今年は穏やかな年明けを迎えました。
もうすぐ東日本大震災発生から丸五年が経とうとするなか、今でも東北の地に心を寄せてくださいまして本当に有難うございます。
復興への歩みを応援してくださる方々と共に、これからも支援活動を続けてまいりたいと思います。
その歩みのなかで、被災された方々の心が少しでも軽くなりますように。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。