7月26日(日)~28日(火)に名取市の仮設住宅や仙台市の復興公営住宅など5ヵ所にて、長野教区から来られたボランティアさんによる信州そば提供イベントが行われました。
台風も近づいており、天候の心配もされていましたが、3日間30度を超える炎天下の中での活動となりました。活動者の皆様お疲れさまでした!
今回は新規会場として若林区の復興公営住宅と本願寺仙台別院内にある教化センターでの開催がありました。仙台市の復興公営住宅は入居が始まり、自治会が立ち上がっている途中のところが徐々に増えてきた様子です。教化センターでは『福島交流会』のサロンにお邪魔しました。こちらは「自主性」を取り入れたサロンを展開しており、運営は参加者自身でされております。住民さん同士、参加者さん同士で協力している姿が印象的でした。
震災から5年目を迎えており、被災者の暮らしにも大きな差ができています。一部のボランティアさんから「ここの仮設は前に来た時より雰囲気が暗くなった」というような声がありました。一方で新規の復興公営住宅では子どもが多かった影響もあったのか、全体的ににぎやかで明るい雰囲気を感じました。
それでもどこの住民さんにも「とてもおいしいかったです」「ありがとう」「ありがたいことです」などの声をかけられました。少しでも力になれていれば幸いです。
こちらは名取市の美田園第二仮設住宅と美田園第三仮設住宅です。
お茶会などの地域支援活動で活動させていただいてきた仮設住宅ですが、今年度で閉鎖になることが決まりました。
美田園第二・第三仮設住宅にお住まいの方の多くは美田園第一仮設住宅の北側に並ぶ、美田園北復興公営住宅へ移転されるようです。集合住宅の入居が7月末から入居が始まるようで、現在お茶会に参加されている内の多くの方が入られるようです。
一方、仮設住宅に残さる方もおり、8月以降のお茶会に人が集まるのか、不安な声もうかがっております。美田園第二仮設住宅でのお茶会の支援は今年度3月までの予定となっておりますので、何かさせてほしいというボランティアさんを募集いたします。
また名取市閖上地区では今年1月より嵩上げの工事が進んでおります。来年度より徐々に復興公営住宅への入居も始まる予定となっております。他の仮設住宅の閉鎖などの動きは今のところ見えませんが、住民さんの中には期待よりも、不安の方が強く広まっているように感じております。
徐々にお茶会に参加されるボランティアさんも少なくなってきており、震災から5年目を迎えているということを実感しております。心の支援・被災地に寄り添えるような活動が続けられればと思っております。
<教化センター・南三陸さろん仙台会より>
声楽家・水野純子さん、ピアニスト畑中鞠子さんにお越しいただき『初夏のコンサート』開催いたしました。
季節のうた『たなばたさま』と『夏の思い出』を水野純子さんにご指導いただきながらみんなで歌った後は、畑中鞠子さんによるピアノ独奏。『ノクターン』(ショパン作曲)、『愛の夢』(リスト作曲)と、美しい旋律が響きます。
声楽独唱は『ふるさと』。間奏部分のピアノの旋律や歌詞の復唱がダイナミックな効果をもたらした素晴らしい編曲の『ふるさと』。感動的な歌声です。
今日は54名の方がお集まりになってくださって『初夏のコンサート』を共に過ごしました。水野純子さん、畑中鞠子さん、本当にありがとうございました。
今月の支倉サロンは、味の素さん提供の講座です。
『五味識別テスト』や『うま味相乗効果テスト』『減塩テスト』などを交えながら「美味しさ」について、「うま味」についてお話をいただきました。
健康志向の方も多いからでしょう、支倉サロンのみなさまも随分興味を持ってくださっているご様子です。
テスト中のみなさま。解答用紙に記入しています。
後で教えてもらったのですが、久々のテストにわくわくしていたのだそうです。
まるで学校の授業のような今日の支倉サロン。
楽しみながら、うま味調味料『味の素』の良さを再確認させていただきました。
味の素さんからみなさまへプレゼント、
「アジパンダ」。中身はもちろん味の素。
ちっちゃくて可愛いー。
味の素グループは復興の足取りが確かなものになるまで、応援を続けられるのだそうです。
暮らしの中の身近なテーマ、今日は本当に楽しかったです。ありがとうございました。