本年も各地で大雨等による水害などが起こっております。
8月20日には広島市にて大規模な土砂災害がありました。
各地で不安をかかえながら慣れない生活を強いられている方々がたくさんいらっしゃることと思います。
お見舞い申し上げます。
新聞・テレビ等の報道によると、全国各地から広島に大勢のボランティアさんが集まっているとのこと。
ボランティアの皆さんはくれぐれもケガ・病気のないように注意して活動していただきたいと思います。
【ボランティア】って何だろう?
2011年から東北の被災地に関わってきて、個人的にずっと考えてきたテーマです。
ボランティアの定義と言えば
○自発的活動
○無報酬の奉仕活動
○他人のための活動
○先駆的な活動
等々なのだそうです。
なんだか難しいですね。
誰にも強制されず、
お返しを期待せず、
困っている人の助けになることをする。
(場合により、自治体や役所ではできない活動をおこなうこともある)
といったところでしょうか。
東北教区災害ボランティアセンターでは、それに加え、
『できることをさせていただく』を大事なテーマにしてまいりました。
自分がやりたいと思った活動でも、手に余るような活動を無理に行なうことは、たくさんの人に迷惑となる場合があります。
(ケガをする、させる、やりかけで活動を投げ出してしまう、かえって状況を悪くする、等々)
また、ボランティアに参加する人は、困っている方に対して上から目線で関わってはいけません。あくまで謙虚さを持って活動することが大切です。
やってあげる、でなくさせていただく、です。
(相手の身になって考えましょう)
相手が望んでいることの中から、自分にできることを少しだけ手伝わせて頂く、という姿勢が大事と考えます。
私個人ができることはごくごく限られていますが、たくさんの皆さまが少しづつ関わることで、全体としては大きな大きな力が生まれます。
少しでも早くあなたの心が楽になりますように・・・。
(文責:井上芳正)
8月の支倉町サロンは、『目の健康と目の体操』
わかさ生活さんのスタッフの方々にお越しいただき、目についての講話・アドバイスをいただきました。
また、東京の千代田女学園の高校生もサロンに参加いただき、若さあふれる楽しい交流の時間となりました。
8月13日、名取市内の仮設住宅での♪盆踊り大会♪の、お手伝いに伺ってまいりました。
今年のお盆に合わせ、自治会長さんと住民のみなさまが中心となり準備をされてこられた、仮設住宅の方々主催の ’’盆踊り大会’’
200名を超える方々がお集まりになりました。
たくさんの出店の中に、お盆に行われるという『まんじゅう焼き』のブースもありました。
盆踊り大会を通じて、地域に代々伝わってきた行事の大切さや、それを大切に大切に伝えていきたい という想いにふれることができました。
仙台別院にも夏がやってきました!
ということで、今年も納涼夏まつりです。境内を開放、食べ物や飲み物の提供。教務所の屋上から花火も鑑賞していただきました。
毎年8月5日は、仙台七夕まつりの前夜祭ということで花火の打ち上げがあります。境内からはほとんど見えないのですが、教務所屋上からはよく見えるのです。
境内では各教区の有志の方々に集まって頂き豪華出店となりました。
北海道教区 海鮮焼き・とうもろこしの提供
東京教区 カットフルーツとワイン・ジュースの提供
長野教区 信州そばの提供
国府教区 豪華景品付きゲームコーナー(輪投げ)
仙台別院仏婦 芋煮の提供
東北教区少年連盟・仏青 バーベキューの提供
京都・本願寺共済会 浪江焼きそば・かき氷の提供
等々、にぎやかでした。
天気にもめぐまれ、おかげさまで大盛況となりました。
楽しい時間をみんなで過ごして、夏をのりきりましょう!
東北も梅雨が明け、暑い日が続いております。
皆さまはいかがお過ごしでしょうか?
ボランティアセンターでは南相馬市の小池第一仮設住宅で、地域支援活動としてお茶会の活動を続けてきました。(昨年度は月2回)
その小池第一仮設住宅での活動がリニューアルしました。
7月より月1回の活動にあらためて場所も鹿島区の勝縁寺(浄土真宗本願寺派)となりました。
以前より、仮設をすでに出られた方も参加できる形に改めたい、とのご意見がありました。仮設を出た後、仮設で開催されているお茶会に参加するのはどうしても難しいのだそうです。
『布で遊ぶ会(仮)』ということで支援物資としていただいた着物の生地など使って小物を作っております。
お寺の門徒さん、門徒さんでない方、鹿島の方・原町の方・小高の方・・・。
将来も近隣で生活していく方々の仲間づくりのお役に立てればと思っております。
たくさんの方が気安く集まって楽しく過ごせるようにお手伝いを続けます。
※写真を追加させていただきました。真剣な表情をごらんください。
(8月27日追記)
今年も石巻に夏がやってきました!
7月31日は毎年、川開き祭りがおこなわれています。
日和山公園に銅像が建っている、川村孫兵衛さんの功績をたたえる祭りと川施餓鬼の供養祭が起源なんだそうです。
昨年にひきつづき、京都の『こころの灯火プロジェクト2014』と連携する形で
灯篭流しのお手伝いに行ってきました。
我々は組み立てと川へ流すお手伝いをしました。
灯篭は水に溶けるようにできており、環境に負荷を与えない工夫がしてあります。
被災された方や支援者の方により、鎮魂のメッセージや願いごとが書かれています。
写真の場所からははっきりしませんが、昨年よりたくさんの方がお越しになったようです。
少しでも市民の皆さまの心の安らぎにつながればありがたいです。