6月の支倉町サロンはまたまた音楽をお楽しみいただきました。
和歌山県からTONPEI(とんぺい)さんと仲間の方々が来所です。
個人的には存じ上げなかったのですが、和歌山県ではかなり活躍されているご様子です。
2011年秋には紀伊半島で大規模な水害が発生しました。
その時にたくさんの方に支援してもらったお返しのつもりで、仙台まで足を運んで下さったとのことです。
声がとてもいい、懐かしい曲を一緒に歌えてよかったとの感想がありました。
トークもとても評判がよかったです。
オリジナルの曲では涙を流される方も見受けられました。
歌で和歌山を元気のする『オヤジシンガー』が、東北でもたくさんの皆さんを元気にしてくれました!
教化センターにて使用しているコーヒーメーカー。
こちらはこの春、東北教区仏教婦人会連盟より寄贈いただいたもの。
サロンでは心身をほどいて寛いでいただきたい。
そんな温かな思いやりの心いっぱいのセレクト。
高価なマッサージチェア2台も寄贈いただきました。
そしてこれらは全国の仏教婦人会連盟の方々が東北教区仏教婦人会連盟へと寄せてくださいました支援金がもととなっています。
今日、仏婦総連盟OB会のみなさまが教化センターにお立ち寄りになりました。
各教区においてはリーダー的な役割を担い、東北支援のために地元にてご尽力くださっています。
仏教婦人会連盟のみなさま、本当にありがとうございました。
お陰様で住民さん方が教化センターのサロンに来たいという気持ちになってくださるよいきかっけになっています。大切に使わせていただきます。
そして、ひとつひとつのサロン活動を大切にしてまいりたいと思います。
この写真は、岩沼市の「千年希望の丘」からの眺め。
白く見えるところが、コンクリートの防潮堤。国土交通省によるもの。
その手前に見えるのが、林野庁による松林の防潮堤。
さらにその前、ここが小高い丘&広葉樹の防潮堤。みんなでつくる丘、「千年希望の丘」です。
豊かな森を作り津波から命と財産を守ろうとするのが、森の長城プロジェクト「千年希望の丘」の構想です。
今年も5月31日と6月14日に「千年希望の丘」の植樹式があり、今日当センターからも参加いたしました。この日は800人ものボランティアが集まっていました。因みに5月31日の植樹に集まった人は7千人だったそう。
この日用意されたのは16種類もの広葉樹。広葉樹の防潮堤となるところに植樹します。
この防潮堤も再生資材(いわゆるガレキ、災害廃棄物)でつくられた丘。小高い丘(三角錐の丘)はいざという時の避難場所になります。この丘に登る階段はもと家屋の梁や柱を利用して作られているのだそうです。
松は防風林としての役割もありますが根が弱いので、防潮堤を組み合わせそこに根が強い広葉樹を植えることで津波の威力を食い止める、さらには引き波で沖へさらわれるのを食い止める、つまり減災の役割を果たします。
広葉樹の防潮堤から広がるメモリアルパーク。左の写真が慰霊碑です。これらを含めて「千年希望の丘」なのです。
このプロジェクト、現在、構想の3分の1まで植樹を終えています。
最初はこんなに小さな苗から。でもそれはいつか森の防潮堤へと成長していきます。